10.1.24

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

2023年もいろいろな事に取り組みましたが、そのなかでもいくつかの心に残ったものについて書いておきたいと思います。

【7月VerbFes】

7月福岡でおこなわれたイベント「VerbFes」への参加は、自分の視野を大きく拡げてくれるものでした。
https://x.com/_pilate/status/1671994233769836544?s=20

逆卷しとねさん主催によるこのイベント、任意の動詞ひとつを選んで自由な形式でプレゼンするという仕立て。私は「遅れる」を選んで、自作をモチーフにしつつ、音源制作と自らの身体との関わりを言葉と実演で示すということを行いました。逆卷さんはじめ、以前からずっとTwitterや書籍を通じて存じ上げていた方々とリアルでお話しすることができ、楽しかったと同時に非常に学びとなったイベントでした。




✳︎

【ユリイカ 坂本龍一特集号に「作曲という営みの庭――坂本龍一といくつかの小石」寄稿】

2023年に亡くなった坂本龍一氏を偲ぶ特集に寄稿しました。

幼い頃から耳にしていた作曲家ではあったものの、改めて言語化作業を行うことで、いろいろの視座を得ることができました。
あえてよく知られたピアノ曲の中に現れた坂本の身体の痕跡をたどりました。

✳︎

【相内啓司さんによるアニメーション作品『REM - The waves of endless dreams- MKーC 』上映および各国の映画賞ノミネーション・受賞】





相内啓司さんによる上記作品に作曲したのは確かコロナ前。その後相内さんが丹念に時間をかけて制作された作品が都内で上映されたほか、世界中で数々の映画賞を受賞され、かつ多くの賞でノミネートされました。以下にそのデータの一部を載せました。
今後もさらにいろいろな方に見ていただける機会が増えるといいなと思います。







今年は教科書の出版、新しいアルバムの発表などを予定しています。