24.3.21

アルバム『later』販売から半年を迎えて

アルバム『later』を世に出してから、ちょうど半年が経ちました。作品として形にできたよろこびと同時に、作品を通じて多くの方とつながり世界が拡がるのを実感できた半年でした。

一枚のアルバムを制作するために、多くの方々のお力をお借りいたしました。関わってくださった方々に改めて感謝申し上げます。それと同時に、アルバムを手に取り聴いてくださった方々、感想をお寄せくださったり、作家本人も思ってもみなかったような展開を示唆してくださった方々に、心より感謝申し上げます。

『later』の世界を確立させつつ——このアルバム自体世界に対する大切な名刺、というような位置付けではあるのですが——飯嶋桃代さんの展示に音楽を制作したり、文章を綴ったり、と本人なりに創作の層を重ねてきた一年でした。新たな展開を見据えつつ、昨年末のオンライントークで扱いきれなかった内容でちょっとした企画も考えております。

アルバムはAmazon、ombrophone records ウェブショップ( https://ombrophone.thebase.in/ )、タワーレコード新宿店・渋谷店ニューエイジコーナーなどで販売中です。いずれストリーミングでの販売も・・・とは考えておりますが、いますこしだけ、物質としての手触りや音と言葉の邂逅を楽しんでいただきたく思います。

これまでのアルバムにまつわる様々をまとめました。ご覧いただけましたら幸いです。

18.3.21

色々のご報告

気がつけば三月、かなり春の兆しが感じられるようになりました。

SNSなどでお知らせしていたいくつかを、まとめてご報告させていただきます。 

【1】

飯嶋桃代さんの展示が無事終了いたしました。ご来場頂いたみなさま、気にかけてくださったみなさま、ありがとうございました。

SNSではすでにシェアをしていたのですが、コロナ禍ということで会場の様子をダイジェスト的にまとめた映像が公開されました。私の音楽も一部収められています。よろしければ是非ご覧くださいませ。

https://vimeo.com/515100821


【2】

東京大学出版会から毎月発行されているPR誌『UP』にて、田中純先生が私のアルバム『later』に言及してくださいました。言葉それ自体との出会いはもちろんのこと、作品から作品へとつながるご縁をあらためて嬉しく感じます。

https://twitter.com/tanajun009/status/1369124158290817026?s=20

ペソアの言葉を嚆矢としつつ、様々なテクストをめぐる旅のように読ませていただきました。都心の大規模書店に置いてあるようですので、よろしければお手にとってみてください。私は新宿紀伊国屋書店で手に入れました。

「無の色気 ボウイ論の余白に」田中純

http://www.utp.or.jp/up/