7.1.22

『later』サブスクリプションサービス開始


あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年も多くの出会いがあり、新たな領域へのチャレンジがありました。今年もすでにいくつかのプロジェクトが進行しており、それらをいつかアナウンスさせていただけるのがとても楽しみです。

さて、直近のお知らせとしましては、2020年秋に発売されたアルバム『later』が、サブスクリプション・サービスにてお聴きいただけることとなりました!👏👏👏👏👏👏

「モノ」としての手触り、佇まいにこだわったアルバム、引き続き各種サイトからも販売は続けていきますが、サブスクリプションにより、さらに新たな出会いがあるといいな、と思っております。
主な配信URLは下記のとおりです。
Apple Music: https://music.apple.com/jp/album/later/1599070323
Spotify: https://open.spotify.com/album/2KW4ogVfCoo7g4aOScmxZL
LINE MUSIC: https://lin.ee/FEuqwlq
その他の配信先は下記TuneCoreのページにリンクがございます。
TuneCore: https://linkco.re/QNqFst0Z?lang=ja

また、アルバム発売後に寄せられた『later』へのエコーとしてのことばの場、Echoes of "later" もあらためてご紹介します。

https://www.ombrophone.net/jp/echoes.html

各界でご活躍されている方々に、アルバムを出発点として自由にご執筆いただきました。それ自身が独立した珠玉の言葉たちとなっております。ぜひ、個々の世界をご堪能くださいませ。

『intoxicate』に掲載された、大西穣氏によるアルバム『later』レビューはこちらからご覧いただくことができます。

https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/27197アルバム『later』をめぐる作家自身のテクストは以下のページにそれぞれございます。
・遅さについて https://midorikubota.net/jp/lt.html#belatedness
・演奏とドキュメンタリーについて https://midorikubota.net/jp/lt.html#documentary
・疲労について https://midorikubota.net/jp/lt.html#exhausted


矢継ぎ早のご紹介ではありますが、少しでもお楽しみいただけたら幸いです!

8.11.21

「TAMA VIVANT Ⅱ 2021 —呼吸のかたち・かたちの呼吸—」展

本日11月8日より、美術家・飯嶋桃代さんの展示が多摩美術大学アートテークで始まります。私が音楽制作として参加させて頂いた今年2月の飯嶋さんの個展が、今回の展覧会にあわせて再構成されたうえ、音楽もまた演出を変えて再展示されます。

今年2月に書いた、飯嶋さんの個展の紹介記事リンクを再掲いたします。

「脳痙攣患者の脳波を楽譜に起こす」というコンセプトのもと作成した音源です。
脳波自体はあるデータの記録ですが、その脳波の動きを手で触るような、指先で振動を感じ音へと繋げてゆくような、そのようなイメージで記譜・演奏しました。

ギャルリー東京ユマニテさんという都会の親密な空間から、緑豊かな多摩美大のキャンパスへと移動。また、個展という場から複数の作家の作品が設られた広い空間に移動したことで、音楽もまた別様の佇まいとなっております。ぜひお運びいただいて、体験していただけたらと思います。

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「TAMA VIVANT Ⅱ 2021 —呼吸のかたち・かたちの呼吸—」展 多摩美術大学八王子キャンパス アートテークギャラリー
https://www2.tamabi.ac.jp/geigaku/211027/

2021年11月8日(月)~17日(水)10:00〜16:00 日曜休館 会場:多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー101, 102, 103, 104, 105 出品作家: 飯嶋桃代、加藤真史、木坂美生、高橋臨太郎、堀江栞、吉川かおり、渡辺豊重


設営中の様子(エンジニア:中村益久さん)


17.10.21

『ピアノで弾く チャーチソング ~讃美歌・聖歌~ 』発売開始

讃美歌のピアノ・ソロアレンジ集『ピアノで弾く チャーチソング ~讃美歌・聖歌~ 』が完成しました!


教会はもとよりキリスト教系学校やイベントでもよく歌われているものを厳選、弾きやすいレベルでアレンジしました。讃美歌・聖歌のピアノアレンジはなかなか楽譜として多くはないのではないかと思うのですが、今回はシンプルさを活かしたものからかなり挑戦的なものまで多種多様なアレンジを行っています。是非お手に取って頂けると嬉しいです。個人的に特に「主よみもとに」は、実験音楽に関わっていらっしゃる方にもみていただきたいと思っております。
基本的にメロディーはそのままなので、伴奏として用いることも可能です。

私はクリスチャンではないのですが、20~30代の頃の挙式奏楽、神戸女学院大学・聖学院大学というプロテスタント系の大学に勤めてきたこと、コロスタシア・アネックスなどコーラスアンサンブルのアレンジをさせて頂いてきたこと、クリスチャンの知人・友人がいたことなど、様々な経緯があり、自分なりに讃美歌に親しんできたと思います。晴れやかな気分でクリスマス礼拝に参加したりする一方、お世話になった方をチャペルでお見送りすることもありました。ですので、自分で弾いていても個人的な思い出がさまざま蘇ってきます。

以下のリンク先で購入できるほか、楽譜店などにはおそらく今週末あたりから、Amazonなどのネットショップでは月末からの発売になるとのことです。ぜひごらんください!

***
久保田 翠:『ピアノで弾く チャーチソング」~讃美歌・聖歌~ 』
http://www.editionkawai.jp/shopdetail/000000007132/...
↑立ち読みあり
ISBN 978-4-7609-0675-8
1. いつくしみ深き
2. 荒野の果てに/あめのみつかいの/君なるイエスは今あれましぬ
3. きよしこの夜/しずけき/静かな夜、聖なる夜
4. 牧人ひつじを/まきびと
5. さやかに星はきらめき/聖なる夜
6. 諸人こぞりて/民みな喜べ
7. 天には栄え/聞け、天使の歌/きけやうたごえ
8. いざ歌え、いざ祝え/きよけし
9. 主よみもとに/主よ御許に近づかん
10. 神よ、たまえ平和を/われらに平和を与えたまえ
11. アーメンハレルヤ
12. ガリラヤの風かおる丘で
13. やさしい目が
14. 神ともにいまして



24.7.21

『REPRE 42号』書籍紹介


表象文化論学会のウェブ『REPRE 42号』新刊紹介欄にて、田中純先生の『デヴィッド・ボウイ 無を歌った男』について執筆させて頂きました。

 https://www.repre.org/repre/vol42/books/sole-author/tanaka/

お読みいただけたら幸いです。

ちなみに個人的なことですが、デヴィッド・ボウイを初めてミュージシャンとしてリアルタイムで意識したのは I'm afraid of Americans がリリースされた時でした。

https://www.youtube.com/watch?v=u7APmRkatEU&t=137s

当時ベスト・ヒットUSAやMTV music awardsなどでかなり紹介されていたように記憶しています。この時、ボウイが過去どのような楽曲をリリースしていたか全く知りませんでした。そしてこの曲が収録されたアルバム『アースリング』をレンタル店(時代・・・!)で借りるも、そこから他の作品を聴こう、とまではなりませんでした。

これ以外で好きな曲といえば Let' Danceであり、自分は無意識のうちにアメリカを通じてボウイを見ていたのかもしれません。自分の好みにストレートにはまるわけではないのに、なぜか気になってしまう。その辺りは今回書かせていただいた文章とリンクするように思います。

例えばマイケル・ジャクソンのRemember the Timeに出演して話題になったモデルのイマンはボウイの妻でもあり、ボウイを一人の存在として(間接的にではあるにせよ)意識したのはひょっとするとそれが最初かもしれません。I'm afraid of Americansがリリースされるよりも何年も前のことでした。亡くなってしまった現在の方が、ボウイに対してもっと興味が湧いています。

25.4.21

アルバム『later』より2曲、フル視聴解禁

アルバム『later』より、リードシングル的な2曲をフル視聴できるよう公開いたしました。以下のSoundcloudでお聴きいただくことができます。

「Merei-träu(メライトロイ)」はシューマンの「トロイメライ」を一旦解体し、再構築したピアノソロ作品です。実は前任校の和声の授業で学生に課題として行わせた内容をヒントにしたもので、自分もその課題をやってみたら作品そのものが出来上がってしまった・・・という経緯があります。

ちなみに題材となっているシューマンは、学生時代はそこまで思い入れのある作曲家ではなかったのですが(高校時代『アベッグ変奏曲』は楽しく弾いたものでしたが)、楽曲分析の授業でロマン派の作品を取り上げることになった際、改めてその魅力に惹かれたのでした。作品の所々で現れる「謎」のようなポッカリとした穴に足元すくわれる感覚がいいなと思います。

「Performance studies 6」はアルバムを締めくくる大切な一曲です。「対位法による任意の音楽の楽譜を選びなさい。任意の内声部のみ1小節遅れて演奏しなさい」というインストラクションを愚直に実行しているのですが、奏者の格闘とは裏腹に、儚い夢のような音の断片が漂います。このトラックに限らず「Performance studies」シリーズは、演奏した本人でさえも音源をなかなか個々のテイクを識別できず、ミックス・マスタリング作業の際に非常に苦労した思い出があります。

いずれの二曲も、録音ならではのピアノの音の響きにこだわりました。倍音の広がりや、奏者の逡巡まで聞こえるような音の佇まいを是非お楽しみいただけたらと思います。

24.3.21

アルバム『later』販売から半年を迎えて

アルバム『later』を世に出してから、ちょうど半年が経ちました。作品として形にできたよろこびと同時に、作品を通じて多くの方とつながり世界が拡がるのを実感できた半年でした。

一枚のアルバムを制作するために、多くの方々のお力をお借りいたしました。関わってくださった方々に改めて感謝申し上げます。それと同時に、アルバムを手に取り聴いてくださった方々、感想をお寄せくださったり、作家本人も思ってもみなかったような展開を示唆してくださった方々に、心より感謝申し上げます。

『later』の世界を確立させつつ——このアルバム自体世界に対する大切な名刺、というような位置付けではあるのですが——飯嶋桃代さんの展示に音楽を制作したり、文章を綴ったり、と本人なりに創作の層を重ねてきた一年でした。新たな展開を見据えつつ、昨年末のオンライントークで扱いきれなかった内容でちょっとした企画も考えております。

アルバムはAmazon、ombrophone records ウェブショップ( https://ombrophone.thebase.in/ )、タワーレコード新宿店・渋谷店ニューエイジコーナーなどで販売中です。いずれストリーミングでの販売も・・・とは考えておりますが、いますこしだけ、物質としての手触りや音と言葉の邂逅を楽しんでいただきたく思います。

これまでのアルバムにまつわる様々をまとめました。ご覧いただけましたら幸いです。

18.3.21

色々のご報告

気がつけば三月、かなり春の兆しが感じられるようになりました。

SNSなどでお知らせしていたいくつかを、まとめてご報告させていただきます。 

【1】

飯嶋桃代さんの展示が無事終了いたしました。ご来場頂いたみなさま、気にかけてくださったみなさま、ありがとうございました。

SNSではすでにシェアをしていたのですが、コロナ禍ということで会場の様子をダイジェスト的にまとめた映像が公開されました。私の音楽も一部収められています。よろしければ是非ご覧くださいませ。

https://vimeo.com/515100821


【2】

東京大学出版会から毎月発行されているPR誌『UP』にて、田中純先生が私のアルバム『later』に言及してくださいました。言葉それ自体との出会いはもちろんのこと、作品から作品へとつながるご縁をあらためて嬉しく感じます。

https://twitter.com/tanajun009/status/1369124158290817026?s=20

ペソアの言葉を嚆矢としつつ、様々なテクストをめぐる旅のように読ませていただきました。都心の大規模書店に置いてあるようですので、よろしければお手にとってみてください。私は新宿紀伊国屋書店で手に入れました。

「無の色気 ボウイ論の余白に」田中純

http://www.utp.or.jp/up/