表象文化論学会のウェブ『REPRE 42号』新刊紹介欄にて、田中純先生の『デヴィッド・ボウイ 無を歌った男』について執筆させて頂きました。
https://www.repre.org/repre/vol42/books/sole-author/tanaka/
お読みいただけたら幸いです。
ちなみに個人的なことですが、デヴィッド・ボウイを初めてミュージシャンとしてリアルタイムで意識したのは I'm afraid of Americans がリリースされた時でした。
https://www.youtube.com/watch?v=u7APmRkatEU&t=137s
当時ベスト・ヒットUSAやMTV music awardsなどでかなり紹介されていたように記憶しています。この時、ボウイが過去どのような楽曲をリリースしていたか全く知りませんでした。そしてこの曲が収録されたアルバム『アースリング』をレンタル店(時代・・・!)で借りるも、そこから他の作品を聴こう、とまではなりませんでした。
これ以外で好きな曲といえば Let' Danceであり、自分は無意識のうちにアメリカを通じてボウイを見ていたのかもしれません。自分の好みにストレートにはまるわけではないのに、なぜか気になってしまう。その辺りは今回書かせていただいた文章とリンクするように思います。
例えばマイケル・ジャクソンのRemember the Timeに出演して話題になったモデルのイマンはボウイの妻でもあり、ボウイを一人の存在として(間接的にではあるにせよ)意識したのはひょっとするとそれが最初かもしれません。I'm afraid of Americansがリリースされるよりも何年も前のことでした。亡くなってしまった現在の方が、ボウイに対してもっと興味が湧いています。