5.4.23

東京大学東アジア藝文書院『籠城』上映会+アフタートーク 星野太+小手川将+高原智史+乙幡亮

残念ながら私は伺えなかったのですが、昨年11月27日(日)に東大駒場キャンパスにて行われた映画『籠城』のアフタートークの模様がアップされました。
かつて私が修士に入る前に発売され読んでいた『表象のディスクール』について触れられていたり、最初から映画を作るつもりだったのではなく、一高プロジェクトが展開するうちに「映画を作る」ということになったことなど、興味深いエピソードが書かれています。声の使い方についての星野太さんからの鋭い指摘や、観客からの率直な意見、高原さんの声が聞こえてきそうな書き起こしなど、読み応えある内容です。

ちょうど昨年の2月末、 『籠城』制作チームのトークが、渋谷QWSにて行われました。

リベラルアーツとしての映画制作とは?-東京大学東アジア藝文書院『籠城』制作チームトーク~QWSアカデミア(東京大学)~
https://midorikubota.blogspot.com/2022/02/blog-post_17.html

あれから1年以上経ったと思うと、早いなと思います!
よい区切れとして、関連記事をいくつかまとめておきます。

EAAリサーチアシスタントであり、本映画制作にも関わっている小手川さん・高原さん・日隈さんの書かれたご報告も、公開されています。
https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/blog/report-20220227/

また、東京大学の広報誌「淡青」44号に、監督の小手川将さんのインタビューが掲載されています。
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z1304_00042.html

こちら、掲載号の直接のリンク先です↓
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00165.html

こちらの学内広報は、表紙に『籠城』の一場面が表紙になっています。
10ページにも撮影風景が掲載されていますね。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400182712.pdf


2022年6月15日(水)に駒場キャンパス900番教室で行われた上映会では、アフタートークがあわせて開催され、ゲストとして千葉文夫先生が登壇されました。
この記事の中で私と父親とのやりとりにチラッと触れていただいており、嬉しく思いました。
『籠城』がさらにどのような作品へと繋がっていくかについても考えさせられます。
https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/blog/rojo-aftertalk-20220615/

ところで自分はこの映画で得られた経験をもとに、新たな作品を構想中です。
作品が新たな作品を呼ぶように感じています。

21.2.23

「音楽本大賞」創設に向けて

こんにちは、長らくご無沙汰しておりました。
昨年の最終更新が4月、その後猛烈な勢いでとある仕事に取り掛かっていたのですが、
そちらについてはいずれ公表できると思います。乞うご期待。


ところで今回、「音楽本大賞」をご紹介させていただきたいと思います。

本を対象とする賞は数多くあれど、「音楽本」を対象とする本はない、優れた音楽本の存在もっと知ってもらいたいというところから「音楽本大賞」が立ち上げられました。発起人は鈴木茂さん、木村元さん、河西恵里さん、岸本洋和さんというすごいメンバーです。

また、選考委員も大和田俊之さん、小室敬幸さん、松平(工藤)あかねさん、渡邊未帆さんという錚々たるメンバーです。

こちらの大賞開始に際し、運営費やリターン制作費、デザイン費といった様々な費用をカバーするためのクラウドファンディングが立ち上げられました。

https://motion-gallery.net/projects/musicbookaward

わたくしも賛同人として、上のページでコメントを寄せさせていただきました。
現在、残り日数49日の時点で目標額まであともう一息です。
ぜひ少しでもご興味を持たれた方は、リンク先をご覧になってみてください。選べる金額にもかなり幅があり、参加しやすいと思います。