松岡麻衣子さん、亀井庸州さん、迫田圭さん、竹本聖子さんという超豪華メンバー弦楽四重奏により、アジア各国の作曲家による5作品が演奏されました。
作曲家は皆異なるバックグラウンドをもち、求める音の響きも異なりますが、素晴らしい演奏者たちによって各曲の良さ・持ち味が遺憾無く発揮され、自分で言うのもなんですが客席の反応もとてもよかったと感じました。
五曲というのは通常の演奏会としては少ない曲数かもしれませんが、一曲一曲の個性が明確に際立って、むしろ今回の演奏会においてはよい構成になったと思いました。
私の作品「秘密のことば」は、楽器を通じて話しながら(実際に話すわけではなく、作曲者の話した音源を記譜した音符を話すように弾く)歌も歌い、という異なるレイヤーを行き来する作品なのですが、なんとも鮮やかな音像にしてくださいました。しちめんどくさいコンセプトの説明に耳を傾け、真摯に取り組んでくださった演奏者の方々に改めて心より感謝申し上げます。
演奏会にいらしてくださった方のブログで、演奏会が取り上げられました。作品についてのコメントがメインのようですが、ぜひご覧ください。
大島資生
https://note.com/modochan/n/nec0dc0aa72aa